中学校数学科におけるサイエンスの取り組み <第2部 教科研究>
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本校では,平成15年度から3年間,文部科学省の研究開発学校に指定され,科学的思考力や独創性などの能力を培うための科学教育「サイエンスプログラム」を開発し,研究実践を行っている。サイエンスプログラムは,理数教科だけが行うのではなく,全ての教科と総合的な学習において,それぞれの多様なアプローチによって,科学的な思考力や科学への興味関心を育むためのプログラムを実践するもので,当校の教育課程に組み込まれている。本稿は,サイエンスプログラムの開発に対し,本校数学科がどのような取り組みを行っているのかについて報告するものである。そのため,まず,サイエンスプログラムの全体像について概説し,その中での数学科の位置づけを述べる。そして,サイエンスプログラムの開発に向けた,数学科の取り組みの理論的背景について説明する。そして,中学校第3学年を対象としたサイエンスIIについて,開発したカリキュラムの具体を示す。
- 広島大学附属福山中・高等学校の論文
広島大学附属福山中・高等学校 | 論文
- 初等学校数学における表現形式の比較研究
- 瀬戸内地方における政治意識の研究--社会科教育の基礎的資料として
- 身体的学習の場を中心とした生徒のグループ構成への欲求
- 中学校数学科におけるサイエンスの取り組み
- 「持続可能な開発の教育(ESD)」としての高等学校における地理授業開発 : 「大井川のダム開発」の学習指導案