Une étude contrastive sur le verbe cognitif en japonais et en français 4 -Valeurs sémantiques du verbe japonais "wakaru" et leur traduction en français-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
阪上(2009),(2010),(2011)では,日本語の認知的多義動詞「思う」を含む発話とそのフランス語翻訳とを比較検討することにより,日本語およびフランス語の動詞に現れる認知的意味を分析する試みを示した.本稿は,その流れの延長にある研究である.思考や認識を意味する日本語の多義的動詞は多いが,本稿では「わかる」を分析対象とする.「思う」については,日本語の辞書記述を確認するだけでもその意味の豊富さが見て取れるので,「思う」の場合は,日本語の特定のコーパスにおいて認識できる用法の分析から始め,個々の用法がどのようなフランス語翻訳表現で表されているかを分析して行った.「わかる」に関しては,辞書記述などをみても「思う」ほど多義的とは言えないが,そのフランス語翻訳を観察していると,一般の日本語辞書には記述されていない意味の用法があるのではないかと推測できることがある.そこで,今回は,日本語とフランス語との個別分析は行わなず,最初から日本語原文発話とそのフランス語翻訳とを比較・対照させながら分析をすすめ,出発の形態素「わかる」の多義性をより正確に記述することを目指す.そして,翻訳を利用した二言語対照研究の今後の進展に有益な指針を模索していく.
- 2012-03-31
論文 | ランダム
- 20086 隅切りを有する超高層RC集合住宅の耐風設計 : その1 設計用風荷重評価(高層建物の耐風設計,構造I)
- 21336 パドル免震機構のマスダンパー型制震装置への適用研究(マスダンパー,構造II)
- 23483 斜め方向に主軸を有する高層建物の地震応答解析
- 静水圧下における超音波によるWC-Co超硬合金の弾性率の測定
- 30pUE-10 ダブルペロブスカイトSr_2FeMoO_6の弾性定数と高圧下のX線回折(30pUE 遷移金属化合物,領域8(強相関系:高温超伝導,強相関f電子系など))