未来の科学者養成講座における受講生の選抜・養成の第2期・第3期での新たな展開
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概要
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本稿では,未来の科学者養成講座における第2期および第3期の受講生の選抜・養成とその実施について論じた。我々は才能を「自主性」と「持続力」と設定し,受講生が自分自身で自らを研究者として選抜するという考えをベースとした。我々が開発した中・高校生を対象とした才能育成支援プログラムは,科学に関する講演と体験型実験講座からなる第1次選抜,科学的視野を広げ実験の遂行に必要な能力を身につけるステップアップコース,受講生自身が研究課題を提案し大学教員とのディスカッションを主体とする第2次選抜,半年から1年間にわたる課題研究支援プログラムからなるマスターコースという2段階選抜,2段階養成の複層構造をとる。プログラム実施の結果,我々が開発したプログラムは受講生の達成状況から見て十分な成果を上げたと言える。また,大学が生徒の才能支援に果たす役割および今後の展望について論じた。
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