介護保険施設における在宅COPD等療養者の受け入れ実態と職員の研修ニーズ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
介護保険施設における在宅COPD等療養者の受け入れ実態と職員の研修ニーズを明らかにすることを目的として,A地域内の143施設の施設長に質問紙による調査を実施し.有効回答98(有効回答率68.5%)を分析した.在宅COPD等療養者を受け入れている施設は61(68.2%)で,平成21年度の受け入れ人数はHOT療養者で1.2±1.36人,非HOT療養者で0.5±1.52人であった.受け入れていない理由をみると,「申し込みがなかった」が34施設(91.9%),「申込者の病状が悪化し利用はなかった」が3施設(8.1%)であった.施設長の4割以上が,COPD等療養者の「息苦しさ悪化時の対処」「息苦しさの理解」が困難であると認識し,6割以上が職員に「息切れの軽減動作」「パニック・コントロール」「呼吸法・痰の出し方」に関する研修が必要であると考えていた.介護保険施設を利用する在宅COPD等療養者は少なく,利用者側の意識改革と職員の研修支援の必要性が示唆された.
- 2012-03-30
論文 | ランダム
- P-511 妊娠41週以後の妊娠分娩管理に関する臨床的考察
- 1.腎移植術直後に無尿となった1例(一般演題I)(第21回群馬移植研究会学術講演会)
- 3.神経刺激を利用した神経温存後腹膜リンパ節郭清術の経験
- ヒト前立腺癌細胞における亜鉛代謝に関する基礎的研究 : 第2報
- 腎移植患者の腎機能、QOLに対する貧血管理の関与