工学部研究資料館の保守管理および公開について : 国指定重要文化財の保守管理と開放業務
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概要
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工学部研究資料館の建物と館内に展示されている工作機器11台は、平成6年に国指定重要文化財の指定を受けた。本館は、熊本高等工業学校の機械実験工場として明治41年に設置され現在に至っている。本館の西側にはボイラー室、蒸気機関室を設け、機械実験室に動力を供給し全ての工作機械を動かす構造になっていたが、現在は撤去され電動機による駆動を行っている。また現存する建築物としての実用性と装飾的要素を備えた美しさがあり、全国でも数少ない大変貴重な近代的建物である。また、平成19年には機械学会より、工学部研究資料館および重要文化財工作機械(11台)に新たに2台の工作機械を加えたものが機械遺産として認定された。
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