世紀末の日本女流文学 : 美と思想と方法を中心に(<特集>共同研究報告 : 近代日本における文化・文明のイメージ)
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概要
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世紀末を迎えて、20世紀文学の遺産目録の作成が、特にFuturismo、Dadaisme、Surrealismeなどの分野では、国際的スケールで進行中で、その文学史的意義や価値が検討されている。だが、20世紀の女性文学の全体像を巡る研究水準は薄明の状態である。本論考は、1997年6月24日、韓国女性文学人大会での招待講演において、20世紀の日本の女流文学の史的動態を問題史的に考察。分析視点を以下の如く設定、最後に在日韓国女性作家、李良枝、鷺澤萌、柳美里等の創造的特質と可能性に就いて論述している。(1)小説概念の多元的情況(2)源氏物語の現代的意義と国際的評価(3)女流文学の開拓者たち(4)精神史的自画像としての女流文学(5)戦後女流文学の旗手たち(6)世紀末の女流文学の迷路と未来像 本論文の韓国語訳は、韓国におけるモダニズム文学研究の第一考で、詩人である、清州大学名誉教授、秋恩姫女史の御指導と、権錫永博士等の献身的な成果で、日韓学術交流のマイルストーンとして学恩に感謝したい。
- 1998-03-31
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