生活環境と自然イメージ
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概要
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本論は生活環境と自然イメージに関する研究の第1報として、質問紙による統計的解明と面接を含めたケース研究を行ったものである。 A: 統計研究では、まず単純集計結果として、「現住所の住居環境」については快適さが指摘された。また「好きな場所」では、「都市」とともに「自然」が好まれていた。このほか「望んでいること」として「人、自然とともに生きる心性」といえるようなもの、その他数多くのことが示された。次に B: 因子分析結果では居住環境イメージには平穏性、開放性、慰安性、清潔性、安全性の5成分、生活目的イメージには家庭重視、感性重視、肩書重視、学術重視、消費重視、平穏重視、社会重視の7成分が仮定されることがわかった。これらの成分(因子)を各イメージの下位尺度として合成得点を得ることで、全体として、居住環境では平穏性が、生活目的では消費重視が、高いことが認められた。これらのことは、ケース研究において具体的に裏書きされて、各々の特性が、個人の生活において意味深い相間関係にあることが示されている。
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