佐久地区保健師のバーンアウトの特徴とその支援
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概要
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佐久地区の保健師の経験期別バーンアウトの特徴をふまえ、保健師への支援のあり方を検討することを目的に、質問紙調査を行った。その結果、有効回答者は70人で、経験年数別にはⅠ期(6 10年目)14人、Ⅱ期(11 15年目)13人、Ⅲ期(16 20年目)11人、Ⅳ期(21年目以上)32人であった。経験年数によるバーンアウトの程度に差はなかった。Ⅰ期Ⅱ期では、仕事の負担感やコントロールが難しいほど情緒的消耗感を高めていた。Ⅲ期Ⅳ期では上司のサポートや保健師同士のサポートがあるほど脱人格化を低め、個人的達成感を高めていた。Ⅰ期Ⅱ期には仕事量や仕事内容の調整の支援が、Ⅲ期Ⅳ期には職場や保健師同士のサポートが求められていた。
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