飯田地域における低出生体重児発生要因調査についての一検討
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概要
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低出生体重児の発生要因を解明する目的で行う予定の全国調査が実行可能かを確認する目的で、飯田地域で平成21年9月、10月の2か月間に出産をした母親を対象に予備調査を行った。調査に対する同意率は83.9%であった。今回テストした二つの調査方法(面接調査、郵送調査)による同意率の差の検討では、郵送調査の同意率が高かった。一方、郵送調査では面接調査に比べ未回答率が高い項目がみられた。今回、回答が得られた123人について低出生体重児(2500g未満)のリスク要因を検討した。その結果、喫煙がリスク要因として抽出された。妊娠前から出産まで期間を通して禁煙指導が重要であることが示唆された。
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信州公衆衛生学会 | 論文
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