乳幼児の睡眠異常
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概要
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現代の夜型社会の弊害として激増する睡眠障害は、大人のみならず乳幼児の生活にも深刻な問題をもたらしている。とくに脳の発達期にあたる乳幼児期に睡眠覚醒リズムが正常に発達せず、体内時計(biological clock)にズレが生じて慢性睡眠不足に陥ってしまうと、発育・発達障害へと発展する恐れもある。本稿では、この睡眠覚醒リズム障害に焦点をあてつつ、乳幼児期のさまざまな睡眠障害に関する解説と、その判断・治療について論を進める。子どもたちを取り巻く社会の変化に対応し、母親だけではなく家族全体で乳幼児の子育てについて考えていきたい。
著者
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