Penile Fibromatosis(Peyronie病)と考えられる陰茎の硬結を伴ったPalmar Fibromatosisの1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
雑誌掲載版74歳男.典型的な手掌型乾癬(PF)にPenile Fibromatosis(Peyronie病)(PD)と考えられる陰茎の硬節を合併した一例を報告した.約10年前に両手掌皮下結節が出現した.5年前には摘出術を行ったが,左手掌にも皮下結節が出現してきた.また,陰茎には約1年前に索状の結節が出現し,1ヵ月前からは亀頭部にも病変は拡大し,潰瘍化してきた.病理組織学的には手掌の皮下結節は再発性PFの典型であるが,外陰部の病変には塊状化を伴わない中程度の線維化の他に炎症性細胞浸潤を認め,PDと診断した
著者
関連論文
- 更年期女性における保湿・保護化粧品KY97C1の有用性に関する検討
- 旭川医科大学皮膚科における悪性黒色腫の統計的観察
- ELISA法による天疱瘡抗体検出の臨床的有用性の検討
- 電顕のテクを生かして世界とコラボしよう:芸は身を助ける
- リウマチ結節の1例
- エトレチナートが有効であったPachyonychia Congenitaの1例
- Penile Fibromatosis(Peyronie病)と考えられる陰茎の硬結を伴ったPalmar Fibromatosisの1例