英語聴解問題における聴覚障害者に対する措置(その2)実用英語技能検定の場合
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概要
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実用英語技能検定には、一次試験に「リスニング」があり、3級以上の二次試験には「面接」があり、いずれも聴覚障害者にとっては、不利な試験である。試験実施団体の日本英語検定協会は、平成7年度に「内規」として「聴覚障害者特別措置要項」を定めたが、その措置では不十分であるとして関係団体が更に改善を求めた。その結果、「リスニング」の部分は質問を字幕で表示する、「面接」の質問はカードに文字で示し、受験者は筆記して答えるという画期的な改革が行われることになった。この改革は他の試験にも波及効果が期待される。
- 2001-00-00
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