新たな幼児教育の創出に向けて、幼稚園教育の成果を問う試み ―幼稚園の3歳児保育の内容に着目して―
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
激動の時代にあるわが国の幼児教育において、今、保育現場で取り組むべきことは、何であろうか。本報告では、新たな幼児教育の創出に向けて、幼稚園/保育所それぞれが、これまで蓄積してきた保育の成果を捉え直し、提示していくことだと考えた。そこで、幼稚園教育の成果を示すための1つの方法として、保育者が編成した教育課程と研究者が保育観察によって捉えた日々の保育をつきあわせて検討する方法を提案し、3歳児1学期の環境構成と保育者の援助のあり方について分析を試みた。その結果、幼稚園教育の成果として「安心・安定の上に築かれる保育」、「目の前にいる1人ひとりの子どもに応じた保育」、「環境を通した保育」の3点が挙げられ、課題としては「発達の大きな流れの中で、子どもの姿を捉える」ことが指摘された。
- 2011-03-31
論文 | ランダム
- 直交化残差方式による文音声合成の検討
- 音声入出力のタッチパネルを用いたマルチモーダル対話システムの試作
- 細菌の生産するD-キシロース脱水素酵素の性質
- 21.ウィルソン病の細胞診(消化器6:肝(I), 示説, 第25回日本臨床細胞学会秋期大会学術集会)
- 207. 細菌におけるD-キシロース脱水素酵素の多様性