冬の北海道旅行に対する道内居住の障害者と健常者の意識調査
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概要
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本論文は冬季の北海道において、北海道内に居住する障害者及び健常者を対象に、各障害毎に、旅行に対してどのような希望を持っているかを定量的に明らかにすることを目的とする。調査の方法として、アンケート及びヒアリング調査を北海道に居住する肢体不自由者、視覚障害者、聴覚障害者、健常者を対象に行った。調査の結果、旅行ニーズの比較では、「ウインタースポーツ」「景色」の項目において、障害者は健常者に比べ希望が低い。しかし、障害別に見ると、聴覚障害者は他の障害者に比べ、希望が高いことが明らかになった。次に、旅行ニーズの優先順位については、障害者、健常者共に、順位の高いものから費用、日程、目的、形態であった。
- 首都大学東京 大学院都市環境科学研究科地理環境科学専攻 観光科学専修の論文
- 2008-03-30
著者
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