教職指導に関する実践報告
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概要
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本報は、教職科目である「教職指導」の指導項目に工夫改善を図ることが、教員を希望する学生にどのような効果があったのかについて実践報告することが目的である。「教職指導」において、学生は教員の資質である教科指導能力の基礎・基本を養成することに加えて、学校現場で実施される「学校一日体験プログラム」を通して、教科指導、学級経営、部活動などを総合的に関連させながら学ぶことができる。これらの内容を通して、教育に対する視点が学生から教員としての立場へ意識が変容することで、将来の教師像を客観的に見つめる機会となっていることが明らかになった。昨今の教育基本法の改正、学習指導要領の全面改定などに象徴されるように教育環境は常に変化しており、教師に求められる力量量も実践的コミュニケーション能力や組織マネジメントなど変化に対応した多様なものとなってきている。そのため、教職科目においても教育環境を取り巻く変化を見据えながら、いつの時代でも教員に求められる資質能力やこれからの時代に求められる資質能力など、教員としての力量を高めるために寄与する指導内容となるよう一層の工夫改善が必要である。
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