韓国海外養子研究の動向と教育学的な課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
研究ノート/Notesこの論文では、韓国における海外養子制度について取り上げる。韓国では、朝鮮戦争後の1950年代後半から海外への乳幼児を養子として送りだしてきた。この海外養子縁組は、はじめは米兵と韓国人女性の間に誕生した子どもたちが中心であったが、1960年代に入ると、貧困が原因で韓国人の子どもたちが増加していった。その後、経済成長期にも増加を続け、現在まで継続している。最近では、海外養子を中止して、国内養子を推進する政策へ転換されつつある。並行して、海外養子に関する研究も急速に進展した。はじめは社会福祉関係の研究が中心だったが、最近はさまざまな学問領域から研究が進められている。本論は、これらの研究成果を整理し、これからの研究課題を探りたいと思う。The paper focuses on Korean children adopted overseas. The sending of Korean infants for adoption overseas began in the late 1950's, following the Korean War, and continues even today. We discuss whether this practice should be discontinued in favor of the promotion of domestic adoption. While early studies tended to focus on social welfare aspects, recent studies adopt a wider range of perspectives. This paper tries to identify an agenda for future research.
- 2011-03-30
論文 | ランダム
- 飼育実験におけるマアナゴ葉形幼生の形態変化と行動について
- 教員 教育基本法改悪を許すな (総特集 労働組合の階級的民主的強化を) -- (民主的労働者論にもとづく闘い)
- 父母の願い結集した学校づくりを (総特集 何か変だぞ 子どもと教育--教育基本法改悪の動きのなかで)
- 実践レポート すべての子どもに基礎学力を 大阪 教職員の合意と父母の理解えて
- 大阪 子どもを真ん中に父母とともに (特集 教育の未来照らした教育研究集会)