熱帯林からの塩化メチル放出量の推定 : 安定同位体と微気象観測によるアプローチ
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
大気中に最も多量に存在するハロカーボンである塩化メチルは, オゾン層の破壊を引き起こす塩素を成層圏へ輸送するキャリアーとして重要な化合物である. 本稿では, 塩化メチルの重要な発生源である熱帯林からの放出量を明らかにするために著者らが行ってきた研究について概説する.Methyl chloride is the most abundant halocarbons in the remote atmosphere and it plays an important role as a carrier of ozone-destroying chlorine into the stratosphere. This review summarizes our recent studies to estimate global methyl chloride emissions by tropical plants.大気圏と生物圏の相互利用. 北海道大学低温科学研究所編
- 2010-03-31
著者
関連論文
- C111 波照間島におけるフッ素系温室効果気体の連続観測(物質循環I)
- 大気および氷床コア試料の精密分析に基づく揮発性有機化合物の地球化学的研究
- 熱帯林からの塩化メチル放出量の推定 : 安定同位体と微気象観測によるアプローチ
- 熱帯林からの塩化メチル放出量の推定--安定同位体と微気象観測によるアプローチ
- 大気および氷床コア試料の精密分析に基づく揮発性有機化合物の地球化学的研究(2008年度日本地球化学会奨励賞受賞記念論文)