保育者養成校における入学前・初年次教育の現状に関する調査
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概要
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本調査では,入学前教育・初年次教育の導入が大学・短期大学に要求されている現状において,特に保育者養成校にとってこれらの導入がどのように受け止められ実施されているのか,また,その内容について明らかにしていくことが目的であった。 任意の保育者養成校へアンケートを依頼した結果,28の養成校から回答を得た。 アンケートの結果から,調査時(2008年3月)において,入学前教育・初年次教育の導入率は高かった。これはすでに類似して行っていたオリエンテーションや活動を単位化し,統合化を行うことが平易であったことが推測される。 内容については,各養成校の状況に合わせて独自のプログラムが実践されているが,「保育者になりたいという意欲」「基本的な生活習慣・マナー」「基本的な読み書き能力」という3つが課題の内容に関するものであり,同時に養成校が入学生に対して期待するものでもある。つまり,養成校が期待するものであるからこそ,入学前教育や初年次教育の中で教えていくという表裏の関係にある。 評価としては,実施に対して肯定的評価が高い一方で,授業数の過多や運用上の問題点があげられていた。
- 2010-06-16
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