研究解説 : グローバルな地球環境の監視とリモートセンシングの役割
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概要
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世界の人口は過去30年間に倍増して現在48億人である。約4D年間にさらに倍増して10D億人になると推計されている。一方農耕地の増加率は1%にも満たず人口増加率より低い。熱帯林は乱伐され土壌侵食を誘発し、さらに砂漠化を増進させている。大気中の炭酸ガスは確実に増え続け温室効果による気温上昇が憂慮されている。漁業資源は1980年代に入ってやや減少してきた。ヨーロッパにおいては酸性雨による森林死滅が深刻となっている。地球全体をグローバルな体系として理解し、今後の地球の現象を学術的に予測しなければならなくなっている。本論文はグローバルな視点から地球環境を監視する上でリモートセンシングの果たす役割をのべたものである。
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science, the University of Tokyo,東京大学生産技術研究所第5部 リモートセンシング,東京大学生産技術研究所第3部 塑性加工学の論文
- 1987-04-01