小児糖尿病サマーキャンプにおける栄養指導計画の試みについて(第2報) : 企画・実施・評価の観点から
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小児糖尿病サマーキャンプにおける栄養指導を通して,栄養教育の企画・実施・評価の一連の試みとして,①食事療法に対する対象児の理解度判定成績,②食生活アンケート調査,③食物摂取状況調査の推移をもとに検討を加え,次のような結果が得られた。1) 糖尿病食品交換表中の各食品の所属に関する理解度判定成績は,74.7±17.7%の正解率を示し,食品分類表の作成の学習効果が推察される。2) サマーキャンプ参加後の食事に関する関心が多少なりとも高まったと意識する対象児は,87.5%におよび,行動の変容をおこした事例も観察された。3) 粗繊維摂取量は,参加前後を比較すると0.3g/1,000kcal~1.8g/1,000kcalの増加をみ,今後さらにその栄養素等に果たす役割を考慮すべきであろう。4) 摂取栄養充足率の推移では,たん白質において参加中はその前後に比し,有意に充足率が高かった。たん白質エネルギー比においても同様の結果であった。
論文 | ランダム
- プロセス制御技術調査報告(2) : 下水道関連
- 2,3皮膚疾患に対するコルトマイシン軟膏の治療成績
- 更年期皮膚疾患
- 2,3の皮膚疾患に対するプレドニゾロンの治験例
- Gramicidin J含有軟膏(Gramycin軟膏)による皮膚疾患の治療