羽山好作は、教科以外のさまざまな取り組みの総体を科外教育とし、それを旅行教育、会合教育、儀式教育、鍛錬教育、作業教育、修養教育、補充教育、養護教育、特別教育、連絡教育から構成することを試みた。このように、羽山は、今日でいう教科外活動の原像を創り上げることによって、明治期訓育論の形成過程に大きな役割をはたした。