国家行政組織における「審議会等」および「懇談会等」について (1)
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概要
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「審議会等」および「懇談会等行政運営上の会合」(以下「懇談会等」という)は、第2 次世界大戦後の国の行政のなかで重要な役割を果たしてきたが、その弊害に対する批判も多く、昭和20 年代半ば以降、累次にわたる改革が実施されてきた。現在、「審議会等」および「懇談会等」の制度は、中央省庁等改革後の関係行政組織法規と同改革時に定められた政府の指針とに基づいて運用されている。本稿では、中央省庁等改革に至る諸改革を踏まえつつ、「審議会等」および「懇談会等」に関する現在の制度・運用・理論の状況と問題とを明らかにし、両制度の残された問題について検討する。
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