超高齢者(90歳以上)の大腿骨近位部骨折のQOL
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
90歳以上の超高齢者における大腿骨近位部骨折28例29骨折の歩行能維持率と生命予後を評価し検討した。平均経過観察期間は39.5週.受傷前の歩行可能例は64.3%で,歩行能維持率は,退院時で88.9%であったが,最終調査時では27.8%に低下していた。受傷前と退院時および最終調査時の歩行能力を比較すると,転子部骨折例と認知症無し群で退院時ならびに最終調査時の両方で歩行能低下に統計学的有意差を認めた。また,手術待機日数が長い群と認知症群で最終調査時の歩行能低下に統計学的有意差を認めた。大腿骨近位部骨折に対する治療は,早期治療・早期離床が原則であり,十分な対策をとったうえ,積極的に治療を行って歩行能を維持すべきである。
論文 | ランダム
- マス・メディアと世界の構築・維持について
- 岡崎市のイメージ
- ブッシュ大統領の「同時多発テロ」演説のフレーム分析
- 23339 ひずみ速度の影響を考慮した鉄筋コンクリート構成則モデルの開発 : その2 : 鉄筋コンクリート柱の解析
- 23281 ひずみ速度がコンクリートの材料特性に及ぼす影響に関する実験的研究 : その2 実験結果の比較・検討