繰返し熱サイクルによるクラッド鋼接合部の強度特性について
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概要
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クラッド鋼は現在高温高圧工業に多用化されつつあるが,クラッド鋼を形成する2材間の熱特性の差によりクラッド鋼接合境界部にせん断が作用することになる。本研究はこのせん断力に着目し,クラッド鋼が繰返し熱サイクルを受けた場合,どのように挙動するか追求することとした。まず,温度変化により拘束度の変化しない拘束枠を開発し,これを用いて極めて簡単な原理で目的を達し得る試験機の開発を行った。ついで,せん断継手の長さ(スリッ間距離)を変化させることにより,同一の繰返し温度範囲において継手に作用する平均せん断応力を変化させ熱疲労寿命を知ることとした。また,クラッド鋼を形成する2材の板厚比・クラッド鋼の熱履歴による影響をも追求することとした。
- 津山工業高等専門学校の論文
- 1975-03-27
著者
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