前期中等科学教育における評価に関する比較教育学的考察 ―日本・アメリカ・シンガポールの教科書に掲載されている問題の分析―
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概要
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まず,国内外の分類基準を参考に,新しい分類基準:知識・理解・応用の3レベル領域を作成した。次に,この基準を用い,前期中等教育段階に注目し,日本・アメリカ・シンガポールの科学教科書に掲載されている問題を分析した。日本の教科書は応用に属する問題数が少ないこと,アメリカの教科書は,理解より応用の問題数が多くなること,シンガポールの教科書は,応用より理解の問題数が多くなることなどを明らかにした。日本において「生きる力」の要素である『確かな学力』の育成が求められているが,教科書に掲載されている問題をただ解かせるだけでは,『確かな学力』に含まれる応用・活用能力を育成することは難しく,まだまだ大きな課題であるといえる。
- 2010-03-10
論文 | ランダム
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