カブの花成に関する研究 主としていわゆる"Photophase"について
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概要
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1.1965年春秋2回にわたり早期抽苔型代表品種として聖護院カブ及び晩抽型代表品種として札幌紫カブを用い花成と日長の段階に関連し1つの試験を行った.2.実験の結果両品種ともに短日操作区における花芽分化期は若干日数が遅れるが長日環境下のものと同様正常な花成の進行が行はれ.聖護院カブの春播においては着蕾開花の段階に迄達した.3.短日区においては栄養器官の生育が相当遅れた.4.以上の事実からBiassica Rapa L.においては短日はある程度花成の進行を遅らせるが,"Photophase"の段階は花成の要因としては必須条件でないと云うことがいえる。
- 岡山大学農学部の論文
岡山大学農学部 | 論文
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