ネキリムシ類の生態と防除に関する研究-1-
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概要
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岡山県下のタバコ移植期頃の圃場にいるネキリムシは,カブラヤガ,オオカブラヤガ及びタマナヤガの3種であつて,3種とも県下一帯にいる.県下の各環境の100地点より集められた総計3,759個のネキリムシ幼虫標本の71.0%はカブラヤガで,19.9%がオオカブラヤガ,9.1%がタマナヤガであつた.いずれの地にも見出され,個体数も多いのはカブラヤガであつて,これに少数のオオカブラヤガやタマナヤガが混じて見出だされると云う状態が普通であるが,県北の5月の備中葉地帯では,カブラヤガよりもオオカブラヤガの方が多く,いずれの地でもタマナヤガは少ない。
- 岡山大学農学部の論文
岡山大学農学部 | 論文
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