Counter current装置によるEnsilage中の揮発性脂肪酸の定量について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
1,本実験において著者等は,Ensilage中のV.F.AsをPaper partition chromatographyとCounter current distribution法によつてそれぞれ定性と定量を行つた. 2.Paper partition chromatographyは一次元上昇法で行い,移動相としては水飽和n-Butanol(1% ammonia)を用いた. 3, Counter current distributionでは,移動相として水飽和n-Butanol,固定相としてn-Butanol飽和水を用いた. 1回の分配では80回の振盪を行い,49回の分配を行つた. 4,以上の方法でEnsilage中のV.F.As.は比較的に容易かつ正確に定性と定量が出来た. 5, Ensilage中のAcetic acidは0.7~1.3%の間にあつて,原料の種類或は品質の善し悪しには関連がない.しかしながらButyric acidはEnsilageの品質が悪いもの程その含量が多かつた. Red cloverで造つたEnsilageには少量のPropionic acidが含まれていたが,玉蜀黍を原料としたものには含まれていなかつた。
- 岡山大学農学部の論文
著者
関連論文
- 鶏のCholinesteraseに関する研究 : II. True-cholinesteraseの基質特異性と各組織における各種Cholinesteraseの分布
- 鶏のCholinesteraseに関する研究 : I. 血漿中のPseudo-Cholinesteraseと肝臓およびその他の組織におけるDFP抵抗性Pseudo-cholinesterase
- 86 鶏のLeucocytozoon病の予防に関する研究 : V. PyrimenthamineとSulfadimenthoxineの本病感染予防効果およびその相乗効果 (第59回日本獣医学会記事)
- 2 鶏のLeucocytozoon病の予防に関する研究 : IV. 2年鶏における本病の感染状況
- 85 鶏のロイコチトゾーン病に関する研究 : PyrimethamineおよびDiaveridineの感染予防効果について
- 75. Bromslphthalein (BSP) による鶏の肝臓機能検査について (第46回日本獣医学会記事)
- 74. 鶏の Parathion 中毒に対する PAM (Pyridine-2-aldoxime methoiodide) の予防及治療効果について (第46回日本獣医学会記事)
- 73. アマ (亜麻) の毒性について (第46回日本獣医学会記事)
- ニワトリのLeucocytozoon病の予防に関する研究 VI. 新鮮無染色標本におけるL. caulleryiのGametocyteの形態について
- ニワトリのLeucocytozoon病の予防に関する研究 VII. PyrimethamineおよびSulfadimethoxineの単味投与または,混合投与による感染予防効果
- 鶏のParathion中毒に対するPAM(2-pyridine Aldoxime Methiodide)の治療及び予防効果
- Counter current装置によるEnsilage中の揮発性脂肪酸の定量について