生活体験学校の効果に関する一考察(Ⅱ) : 大分県豊後高田市生活体験学校の事例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
集団生活スキル・社会的スキルの向上のための生活体験学校の効果について、前回の大分県庄内町につづいて、今回は大分県豊後高田市の小学生を対象に調査をおこなった。結果は、庄内町のデータと同様に、自立的で持続力があり生活体験学校に不安・心配を感じておらず、兄弟数が多い児童ほど、生活体験学校への再参加を希望するなどの傾向がみられた。また、心配性かつ事前調査で不安・心配なことを申告している児童、自己主張的な児童ほど、生活体験学校中に頭痛や腹痛がよくあったとか何かにつけて心配することがいろいろあったと回答する傾向がみられた。さらに、班によって、心配することがいろいろあったとの回答比率に大きな差があった。これらのことから、事前調査の結果を班構成の際に活用する等、生活体験学校での日々の状況チェックの必要性などについて提言をおこなった。
論文 | ランダム
- Argoフロート投下手法に関する調査と開発
- 平成12年度〔大槌臨海研究センター〕共同研究集会講演要旨--北太平洋北西部とその縁辺海の水塊変動と循環
- 20世紀前半の北太平洋海面熱フラックス場復元の試み (総特集 大規模大気海洋相互作用--数十年スケール変動の実態と機構) -- (1章 太平洋・インド洋セクターにおける長期変動)
- 三陸沖海況の研究の発展--大槌シンポジウムの20年 (総特集 三陸沖海況の研究の発展--大槌シンポジウムの20年)
- 長波放射フラックスの評価 (総特集 太平洋における熱・運動量収支)