退院援助におけるハイリスクスクリーニング導入の取り組み
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概要
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在院目数短縮に伴い、早期より退院計画を立案し、医療スタッフ、患者家族が共有することで、より円滑、かつ満足度の高い退院援助が求められている。そこで医療相談室では、従来行ってきた医療スタッフからの「依頼型」による介入方法から、アウトリーチの手法を基にした「ハイリスクスクリーニング」を導入した。アウトリーチとは、ソーシャルワーカーによる自主的介入のことであるが、ここでは便宜的に自主的介入と代替し、その効果を検討した。導入の結果、患者家族、医療スタッフ各々に早期からの退院計画への対応に変化が見られ、その有効性が確認された。この実践を継続し、退院援助を行なうことが重要である。
- 北海道社会保険病院の論文
- 2006-09-20