病院と訪問看護ステーションとの連携について
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概要
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在院日数の短縮化に伴い、在宅医療へ移行する患者が増加する中、病院と地域の連携が重要になってきている。2004年4月から、訪問看護室が当院と訪問看護ステーションとの連携の窓口として携り、スムーズな連携を目指して活動をすすめた。訪問看護ステーションからは、窓口となる部署が明確になったとの声が聴かれたが、その反面、「入院した患者の連絡が無い」「通院時に指示変更があった場合、情報を知りたい」といった意見・要望があった。訪問看護導入中の患者に意識的関わりを持ち、情報が伝達される体制を整える必要があると考え、外来カルテ表紙に訪問看護導入中の表示をし、訪問看護導入患者一覧表を作成した。また、訪問看護室に情報が伝達されるよう「連絡票」を作成した。今後、情報を共有しケアが継続されるよう、当院における連携システム作りを構築していく必要がある。
- 北海道社会保険病院の論文
- 2005-11-30