カスタムビューパック導入に伴う効果
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概要
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当院において、手術症例件数が増加し、特に白内障手術件数が増加したため、眼科手術日には効率良い看護業務を行えなくなった。そのため、テーブル作成時間の短縮を目的に眼科用カスタムビューパック(CVP)を導入した。導入の結果、手術室経験年数に関係なくテーブル作成業務時間が1/2に削減され、3名で行っていたテーブル作成業務を1名で行えるようになった。また、滅菌物品管理時間の削減・物品収集時間の削減・テーブル展開作業を医師へ移行など、様々な効果を得られた。現在では他に7種類のCVPを導入し、全手術症例中90%でCVPを使用している。看護業務の効率が高まり、術後訪問など本来の看護業務に専念することや、クリティカルパス作成に充てることができ、CVP導入は有効であったため、若手の考察を加えて報告する。
- 2004-01-31
著者
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