当院における心臓リハビリテーションの現状
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概要
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リハビリテーション部での心臓リハビリテーション対象例42例について後方視的に調査した。全対象84例中50%42例がリハ部へ依頼されていた。依頼された42例中18例(42.8%)全体の21.4%がクリティカルパス(CP)から遅延があった。遅延群では年齢、左室駆出率(EF)、依頼までの日数で有意差を認めたが、peak CPKでは認められなかった。遅延理由は心原性のものが56%を占め運動障害によるものは次いで33%であった。急性期心リハをすすめる上で立位、歩行開始といった動作拡大時のバリアンス発生が多く見られており理学療法的評価の重要性が示唆された。
- 北海道社会保険病院の論文
- 2003-12-31