抵抗点溶接における基礎的実験 -電極チップ形状と継手特性との関係-
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概要
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現在,一般に使用されている電極としてのR形,F形チップと,中根らにより開発されたN形チップについて標準的な条件で溶接を行ない,電極が継手特性に及ぼす影響について検討した。その結果,ナゲット径は一部の例外を除けばN形が最も大きく,ついでF,Rの順となる。さらに溶接部の圧痕については,R,F形とも通電時間が長くなるにつれてクボミ深さは増加するが, N形のみは通電時聞が増すとクボミから盛上りへと変化することなどが明らかとなった。
- 津山工業高等専門学校の論文
- 1980-10-15