パルス式自動平衡形計重機の研究
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概要
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自動平衡形計重機は工業用計量装置の中でもっとも精度が高い,しかしながら計量時間が比較的長いという欠点がある.本報告は送錘駆動用操作機に電気パルスモータを用いた,いわゆるパルスサーボシステムによる計量装置に関するものである.すなわち計量精度1/1,000および1/8,000の自動平衡形計重機を試作し,これが制御系の解析と実験結果の対比,さらには送錘速度の電子式多段切換方式の採用による実測結果について述べたもので,従来の方式に比較して.実用的に十分すぐれたものが実現できることを確めた.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyo,東京大学生産技術研究所 第3部 電力機器学の論文