地方城下町・岡山における景観形成の空間構造に関する研究
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論では景観をある空間の積層する歴史的営みの表象と捉え,地方城下町・岡山が近世から近代に移行する過程で,元禄期の新興武家屋敷地「東山」地区の変容のメカニズムを「慰霊空間」の読み替え,という視点から歴史的に実証している.近世の藩主にとって神聖な空間であった場所が,明治になり近代施設の対象となるとともに,「慰霊」の対象が徳川将軍から天皇に変容し,それを軸に空間がつくられていく.近世の街道筋の宿場町・新興武家地・祭礼と参詣場所は,近代には戦死者慰霊の空間・外国人居留地と貧民救済施設・病院・孤児院・遊郭・学校が建設される.そうしたメカニズムを文献と絵図面上で明らかにした.
論文 | ランダム
- 一次元細孔中の酸素分子の磁性
- 一次元細孔中の酸素の磁性
- 30p-PSB-34 Ce_3Pt_3Bi_4及びCe_3Au_3Bi_4の物性
- 28a-YF-2 LaCoO_3の磁化と電子状態
- 20416 一般化最急降下法と付帯条件付きの極小曲面形状決定法に関する基礎的研究(形態創生(2),構造I)