日本人EFL学習者の英語学習方略に関する研究(1)
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概要
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日本人EFL学習者が外国語（英語）を学習するときに用いている学習方略を検討する調査票を開発するため，まず欧米の先行研究で用いられていた英語学習に対する態度を調べる項目を翻訳した。その上でこれらの項目が日本人が対象者である場合に適当であるかどうかを確認するため，1994年4月に本学1年生計199名を対象に調査を実施した。本研究で扱った調査項目は3部構成であり，授業中の態度に関する14項目，一人で勉強するときの態度に関する15項目，授業以外の場での態度に関する24項目から成る計53項目であった。全データは集計後，因子分析を行い，3部のそれぞれにつき3，3，4因子を抽出し，また53項目のうち5項目が不適当な項目であることが明らかになった。The purpose of this study was to gain basic data for developing questionnaire items which investigate learning strategies used by Japanese EFL students. Data were gathered from 199 university freshmen in April of 1994, using the questionnaire consisting of three sections, with a total of 53 items. The data were analyzed by factor analysis. The analysis extracted ten factors among 53 questionnaire items, while five items proved to be unsuitable for inquiring learning strategies used by Japaese EFL students.
- 上越教育大学の論文
- 1996-09-00
上越教育大学 | 論文
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