実時間処理におけるデータ平滑の一方式 二階常微分方程式に従う観測対象の実時間データ平滑
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概要
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観測値時系列が与えられた時観測に伴ったランダム誤差の除去にはデータ平滑が必要である.本文では,観測対象の真値を支配する二階常微分方程式が既知である場合について,微分方程式の数値積分に基礎を置き実時間処理に適したデータ平滑方式について解説する.そしてその理論的根拠の解明を試みると共に,新しい試みの附加によって実時間処理に伴う不慮の情況変化に対する適応性が著しく増大することを,電子計算機による実験結果を添えて紹介する.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyo,東京大学生産技術研究所 第3部 超短波工学の論文