微粉砕操作による物質の構造変化
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概要
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粉砕操作は実験室や各種の工業において最も基本的な機械操作である.物質を微粉砕する際に,主としてズレ歪力のために構造が多少なりとも変化してこれに伴ってこれらの示す性質はかなり変わる.この構造変化は大別して四つの形に分類される.第1は徐々に構造が不整化するもの,第2は表面にamorphous-layerまたはoxide-layerの形成されるもの,第3は構造の破壊するもの,第4は多形転移を起こすものである.また乾式,湿式の条件などによっても構造変化の仕方は著しく異なる.
- 東京大学生産技術研究所,Institute of Industrial Science. University of Tokyo,東京大学理学部,東京大学生産技術研究所 無機工業化学 |Institute of Industrial Science. University of Tokyoの論文
- 1964-12-01