飯田保健所における結核対策についての一考察
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概要
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結核罹患率の減少の鈍化に伴い、地域におけるDOTS等結核対策の強化が求められている。飯田保健所においては、平成17年度から新しい結核対策に取り組んでいる。そこで、この取り組みによる地域の変化について、特にPatient's Delay 、Doctor's Delayなど、診断までの期間の変化を中心に検討を行った。その結果、飯田保健所管内ではPatient's Delay は変化がなかったが、Doctor's Delayは短くなったことがわかった。これらは、地域の懸隔に対する新たな取り組みが、地域に良い影響を与えた結果ではないかと考えたので報告する。
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