町の健康づくり事業が参加者の動脈硬化度に与える影響
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概要
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阿南町では町民の健康づくりの一環として、脂肪燃焼効果が高いとされる有酸素運動を主とする健康づくり事業を展開している。その中で動脈硬化度(arterial stiffness)の評価を目的に脈波伝搬速度(Pulse Wave Velocity;以下PWV)の測定を定期的に実施してきた。本研究ではPWVの経年的変化を捉え、参加した町民における動脈硬化度の変化に着目した結果、2年経過後のPWVに低下がみられた。また、PWVと肥満度(Body Mass Index;以下BMI)の低下に関係性が認められた。これらは町民の健康の一指標となるだけでなく、町の健康づくり事業を評価、構築するうえでも注目されるべきことである。
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信州公衆衛生学会 | 論文
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