摂食・嚥下障害看護認定看護師教育に関するニーズ調査
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概要
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本研究は,本学において認定看護師教育を開始するために,摂食・嚥下障害看護認定看護師の教育ニーズを把握することを目的とした。調査方法は,全国赤十字病院,H 県内全病院を対象とし,認定看護師教育ニーズに関する質問紙を配布し回収した。【調査1】全国赤十字病院で摂食・嚥下障害看護認定看護師の希望する施設は,79%であった。摂食・嚥下障害等のチームは,76%の施設で活動があった。種類は,NST,口腔ケア,摂食・嚥下リハビリ等であった。摂食・嚥下障害看護の専門的な教育は,非常に重要であると看護管理者は認識していた。【調査2】H 県内の病院では,摂食・嚥下障害患者は,86.3%の施設で増加していると回答した。認定看護師の必要性は,63.7%の施設が必要と回答し,病床数の違いによる差はみられなかった。調査1,2共に摂食・嚥下障害看護認定看護師のニーズは高く,当大学で認定教育を開始する意義が認められた。
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日本赤十字広島看護大学 | 論文
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