パソコンによる「エゴグラム診断システム」の開発
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概要
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臨床心理学専門の新里は、交流分析理論によるパーソナリティーの査定道具としてエゴグラムの開発、その妥当性・信頼性の研究を報告してきた。今回、新里が作成した中学生および高校生を対象とした、琉大版「中・高校生用エゴグラム・チェックリスト」を米盛がコンピュータ・プログラム化した。すなわち1コンピュータによる質問・応答方式の導入、2その結果を棒グラフで表示、3エゴグラムのタイプ名の表示、4エゴグラムの説明文の表示、これをベースとした5自己開発技法の提示、さらにカウンセラーへの6カウンセリング技法の提案文の表示が可能な「エゴグラム診断システム」である。本システムは単に個人の診断結果を表示するだけでは、データの蓄積によって、データをいろいろな角度から統計処理ができるように学校の教師を念頭に開発したところが特徴的である。
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