発達障碍者の思春期― 母親から見た発達障碍者 ―
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概要
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思春期の発達障碍者の母親3名を取材し,母親から見た発達障碍者について語ってもらった。成育歴,診断の経緯,中学校・高校の学校生活,学校の先生に期待すること,発達障碍をもつ子どもへの思いなどを中心に聞いていった。アスペルガー症候群と診断されたADHD傾向の顕著な事例,IQ140の高機能自閉症の事例,進学校を中退した事例の3事例である。母親たちは,息子の発達障碍を認めているが,客体としての発達障碍者を語るのではなく,かけがえのない個性をもつ主体としての息子を語った。発達障碍者の内面を理解するためには,「発達障碍」という概念にとらわれることなく,まず「一人の人間」への共感から出発すべきである。
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