自然環境アセスメントにおける評価基準の設定に関する研究
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概要
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環境アセスメントは,環境悪化を未然に防止し,持続可能な社会を構築していくための極めて重要な施策である。本研究は,かかる環境アセスメント中の自然環境項目に係る環境アセスメント(以下,本研究では「自然環境アセスメント」と称する。)に着目し,その実施技術の向上を期する観点から,環境基本法等に示された自然環境保全に対する新たな要請に応えることを可能とする保全目標等の評価基準の設定のための技術手順について考究したものであり,以下の6章から構成している。Environmental Impact Assessment (EIA) is an important measure to obviate environmental degradation and to ensure sustainable development by fostering sound economic development with reduced load on the environment. The study focuses on the issues of Environmental Impact Assessment for nature conservation (hereinafter referred to as EIAN), in anticipation of contributing to its technical improvement in practice, and discusses the technical procedures for the development of establishing evaluation guidelines that accommodate emerging conservation needs, which have evolved since the introduction of the Basic Environmental Law.
- 東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林,The Tokyo University Forests,環境庁自然保護局,Nature Conservation Bureau, Environment Agencyの論文
著者
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