デューイの反省的思考の適用 : 成人看護学臨地実習Iの取り組みに関する報告その2
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概要
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3年次後期に平成15年・16年度成人看護学臨地実習を履修し,デューイの反省的思考を取り入れ臨地実習を行った,学習効果と教育評価の報告である。学生108名を対象に臨地実習終了後に,アンケート調査を行った。彼らは,2年次後期に「成人看護技術学」授業を受けた学生で,2年次から3年次へと,継続して反省的思考を取り入れた自立的・能動的な学習方法を実践している。学生の自己評価についてアンケート調査の結果,振り返りの時間を持つことは,学生自身が思考するために有効であり,満足感を得ることができたと回答があった。そこで,反省的思考を成人看護学臨地実習Iで実践したことは,高等教育における学習場面において,依存的な学習から自立的な学習への転換となった。まず個人の学習ニーズが能動的に行われるように支援すること,次いで学習者自らが知恵への探求をするための環境作りを行った。その過程について若干の検討を加え,ここに報告をする。
- 2004-09-30
著者
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