新入生に対する食行動異常の実態調査 Eating Attitudes Test及びBulimic Investigatory Test,Edinburghによる調査結果(A Survey of Abnormal Eating Attitudes and Behaviors in Freshman College Students Using the Eating Attitudes Test and the Bulimic Investigatory Test, Edinburgh
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概要
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大学生における食行動異常の実態を調査するために,1999年度の本学新入生156人に対してEating Attitudes Test (EAT-26)及びBulimic Investigatory Test,Edinburgh(BITE)の食行動異常に関する2種類のアンケート用紙を配布して後日回収した.その結果,151人(男子69人,女子82人)から回答が得られた.女子では神経性無食欲症(AN)の可能性が高かったのは1人だけであり,神経性過食症(BN)は認められなかった.又,女子においてAN及びBNのsubclinical群と判断された者は各々25.6%と31.7%であった.一方,男子では摂食障害が疑われた者は認められなかったが,AN及びBNのsubclinical群と判断された者が各々15.9%と5.8%に認められた.過食経験は,女子の43.9%と男子の29.0%に認められ,男子においても過食経験者が予想以上に多かった.今後は女子学生ばかりではなく男子学生の食行動に対しても関心を向けていく必要があると考えられた
- 旭川医科大学の論文
著者
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