江戸読本の新刊予告と<作者>--テキストフォ-マット論覚書 (作者というメディア<特集>)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在、書物として流通しているモノは、なぜ商品価値を持ち得ているのか。出版文化史における技術(テクノロジー)の進歩は、写本・板本・活版本・電子本というメディアの進化を促し、経済的文化的システムの内部で、より早く大量に同一テキストを生産するという方向で進化を遂げてきた。さらに、印刷製本術の合理化と流通販売網の整備は、テキストにおける作者の位置の後退化を余儀なくした。つまり、書物というモノは、その商品価値を増加させる方向で変化を遂げてきたのであった。(中略)本稿では江戸読本を中心にして、書物が生成され流通するシステムの内部における作者の位置について考えてみたい。「日本文学」43-10(日文協、1994/10)所収
論文 | ランダム
- 一つのコイルで直交検波 (QD) が可能な表面コイルの開発
- PLD法によるサファイア基板上YBa_2Cu_3O_7薄膜の成膜(材料・一般)
- 364 Fast SE型2周波励起振幅変調バースト法の開発
- 硬組織の粘弾性特性評価について
- 新潟大学工学部機械システム工学科 材料力学研究室