長崎市内の4地区に於けるLight trapによる蚊類の採集成績
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概要
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60Wの普通電球を光源としたLight trapを環境条件,蚊の発生状況の異なった,長崎市内の4地区内に設置して週1回,1960年4月から1961年4月迄蚊の終夜採集を行なった.興善地区:長崎市の暗中央官庁街で排水溝は整備され,月2回幼虫駆除のための殺虫剤散布が行なわれていたので発生蚊の種類も数も少ない事が予想された.坂本地区:本地区の略中央東寄りの山麓にある長崎大学医学部構内にtrapを設置した.医学部の周辺は住宅地帯で下水溜り,小川の周辺の水溜り等多く,400~800m離れた山腹から山麓にかけては水田All-night collections of mosquitoes by light traps were made in Nagasaki City in four wards of different environmental conditions during from April of 1960 to April of 1961. The trap was set near the house located at roughly the center of each ward. Kozen
- 長崎大学風土病研究所の論文
- 1964-12-23
著者
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