随意的足関節背屈時におけるヒラメ筋H波振幅の変化
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概要
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健常成人及び,脳卒中片麻痺患者を対象に相反抑制作用について,足関節随意背屈時における拮抗筋(ヒラメ筋)支配のH波振幅の変化から検索を行った.結果は,①健常群では前脛骨筋の筋収縮により,拮抗筋のひらめ筋支配のH波振幅は減少したが,②脳卒中片麻痺群ではH波振幅は有意に増加し,病的な同時収縮の形態を示した. この脳卒中片麻痺群における同時収縮の形態は,上位中枢からの解放や脊髄内でのover-floowを経て拮抗筋支配のα運動細胞に優位に作用した結果であると推測された.
- 1993-03-31
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